術中迅速病理診断

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採血について

術中迅速病理診断   (H28年度実績:88件)

手術中に患者様から取り出した検体(病変の一部)を標本にして、顕微鏡で観察することで病気の進行程度(浸潤・転移の度合い)を診断します。 これを行うことで術中に、腫瘍が良性か悪性か、リンパ節に転移していないか、どこまで切除するか、などの評価を行います。

① 検体提出 手術中に患者様から採取された検体が、窓口に提出されます。 (腫瘍やリンパ節など、病変の一部です)

検体01 検体02

標本にする部分をカットして専用の型に入れます。
※これは食用の鶏肉です。

②専用の包埋剤と-196℃の液体窒素を用いて検体を凍結させ、専用の機械で数マイクロメートルに薄切し、標本を作ります。

凍結 ブロック

  液体窒素で凍らせます。       凍結されたブロック。

薄切り01 薄切り02

-20℃以下の専用の機械の中で、数マイクロメートルの薄さに切ります。

③染色したら標本の完成です。

染色01 染色02

標本

④病理医が顕微鏡で観察し、報告書を作成して手術の執刀医に渡します。

かかる時間は15分前後です。
手術中の迅速な診断方法の一つとして有用ですが、迅速ゆえにどうしても精度が少し落ちてしまうといえます。
手術で摘出された検体は、その後丁寧に作られた永久標本で再度病理診断が行われます。