検体検査

細菌検査

〈一般細菌〉
喀痰・尿・膿などを材料として、細菌感染症の原因となる菌が存在しているかを検査します。

・グラム染色(平成28年度実績:75件)
スライドガラスに検体を薄く塗る→固定→青色の液で染色→脱色→赤色の液で染色
染色後の菌の色、形によって4種類に分類します。菌の種類・菌数から抗菌薬の種類が選択されます。

〈抗酸菌〉
喀痰・胃液などを材料として、結核の原因となる菌が存在しているかを検査します。

・チール・ネルゼン染色(平成28年度実績:311件)
スライドガラスに検体を薄く塗る→赤色の液で菌を染色→脱色→青色の液で背景を染色
結核菌はピンク色に染まり、その他は水色に染まります。

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・蛍光染色(平成28年度実績:296件)
結核菌はオレンジ色に染まり、専用の顕微鏡で観察すると光って見えます。

・結核菌核酸同定検査(LAMP法)(平成28年度実績:72件)
チール・ネルゼン染色、蛍光染色で染まった菌が結核菌のDNAを持つかどうか調べます。感度・特異度が高い検査であるため、陽性の場合は高確率で結核菌に感染しているという結果になります。検査時間は2時間程度で、検体提出の翌日には結果が出るため迅速な対応を取ることができます。


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