泌尿器科 最新治療のご案内

尿管結石の新しい治療法 f-TUL

腎・尿管結石の治療には体外衝撃波で結石を破砕する方法(ESWL:Extracorporeal Shock Wave Lithotripsy)と尿管鏡を用いて結石を破砕する方法(TUL:Trans Urethral Lithotripsy)があります。

ESWLはレントゲンで結石に衝撃波の焦点を合わせて、衝撃波を当てることで結石を破砕する方法です。当院ではESWLを外来日帰り手術として行っております。仕事が忙しい方、長期間ご自宅を留守にできない方でも、日程の都合がつきやすいという利点があります。しかしESWLの問題点として、結石が確実に破砕される保証はなく、細かく破砕された場合でも結石が体外に排出されるまでに時間を要したり、疼痛や発熱などの症状を引き起こすこともあります。

一方、TULは麻酔をした状態で硬い尿管鏡を挿入し、振動波砕石装置リソクラストやレーザーで砕石を行う方法です。これは4、5日程度の入院期間を要しますが、直接見ながら結石を破砕するので破砕効果を直接知ることができ、また破砕した結石を直接体外に取り出すことができます。しかし、リソクラストは振動によって腎臓内へ結石が移動してしまうなど、腎結石の場合は尿管を介した治療は困難となるため、再度の検討が必要でした。

近年、細径の軟性尿管鏡やレーザファイバーの出現によりf-TUL(flexible Trans Urethral Lithotripsy)が脚光を浴びています。結石破砕と摘出の安全性と確実性が向上し、腎臓内部の結石まで破砕し摘出できるようになりました。
当院では、可動性の増した軟性尿管鏡とホルミウムレーザー(バーサパルスパワースイート:ルミナス社)を使用したf-TULを導入しています。今後、結石治療のさらなる治療の向上を目指し、ESWL・硬性鏡による従来TUL・そしてf-TULを組み合わせた患者さまに最適な治療をご提案していきます。

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