診療科・部門紹介
看護部
概要
目の前の患者様にしっかりと向き合う姿勢
「あなたに会えてよかった」と言っていただける看護を!
当院は地域医療支援病院、横浜市二次救急拠点病院として、地域の急性期医療を担っています。
急性期医療の提供を通し地域医療を幅広く支えるとともに、患者・家族・地域の方々に「ここに来てよかった」「あなたに会えてよかった」と言っていただける看護を目指しています。
VUCA(不安定さ・不確実さ・複雑さ・曖昧さ)な時代と言われる中で、看護師として何をどのように学び、働き続けていくのか、そのあり方は日々変化しています。だからこそ、素直に「よかった」と言っていただける看護を目指し、まずは目の前の患者様に一生懸命向き合っていきます。
このことは、スピードが求められる急性期医療の中で、お一人お一人を大切にすることにつながっていくと考えます。看護部長としては、目の前の患者様に一生懸命向き合い、そのまなざしを隣の仲間にも向けながら、一緒に成長できる看護部になっていきたいと思います。
看護部の理念
看護倫理、病院理念に基づき、お一人お一人を大切にした良質で信頼される看護を実践します。
看護部基本方針
- 人間の生命、尊厳および権利を尊重します。
- 専門的知識・技術を用い、個別で科学的な看護を提供します。
- 相互理解と協働により専門的なチーム医療を推進します。
- 地域の保健・医療・福祉機関と連携し、総合的サービスの提供に努めます。
- 共に学び育ち、看護実践能力の向上を目指します。
菊名記念病院 看護部の目指す看護師像
- 急性期のフィジカルアセスメントが的確にでき、根拠を持った看護技術の提供ができる。
- さまざまな場面に応じて求められる役割を踏まえ、自ら考えて行動できる。
- 患者サービスと患者満足を考えて、言葉づかい、身だしなみ、立ち居振る舞いができる。
看護体制
看護施設基準 | ■一般病床(203床) ■集中治療室(10床) ■SCU(6床) ■HCU(5床) |
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勤務形態 | 2交代勤務(日勤8:30~17:30 夜勤16:30~9:00) |
看護提供方式 | 固定チームナーシング、アメーバ・ナーシングシステム |
組織図
業務内容
看護部の取り組み
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看護の日フェスティバル
今後の開催状況については、イベントページにて随時お知らせして参ります。
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公開市民講座
菊名コミュニティハウス・篠原地区センターをお借りして開催致します。
今後の開催状況については、イベントページにて随時お知らせして参ります。 -
看護部だより
当院の看護部では、部署内の取り組みを積極的に対外発信しています。
その一つが、病院広報誌『ひかり』に連載中の『看護部だより』で、毎号様々なテーマの記事を掲載しています。
『看護部のリアルな雰囲気や最新の情報が伝わる』、『わかりやすく、先輩看護師の写真も豊富で興味がわいた』と好評の連載です。
ぜひご覧ください。
チーム医療
チーム医療の提供が求められる中、当院でも様々な多職種のチームが活躍しています。
看護師は、認定看護師・専門看護師としての資格や自ら専門的知識を学び、その知識を活かして活動しています。また、看護実践能力の一つである「協働する力」も、このチーム活動で養うことができます。
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栄養サポートチーム(NST)
食事摂取が十分でない患者さまや栄養状態の改善が必要な患者さまに対して、各分野の専門職が集り適切な栄養管理方法について検討し、疾患の回復を支援しています。
活動 毎週1回(金曜日) メンバー 医師、管理栄養士、看護師、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、医事課職員 -
摂食嚥下チーム(SST)
口の中の衛生状態の確認や嚥下機能(食べ物の飲み込みの具合)の評価や食べる機能の回復に向けてのアドバイスや食事の形態の選択、食事摂取、介助方法の検討を行っています。
活動 毎週1回(木曜日) メンバー 医師、歯科医師(月2回)、管理栄養士、看護師、薬剤師、臨床検査技師、作業療法士、言語聴覚士、理学療法士 -
褥瘡対策委員会
褥瘡(じょくそう)とは、寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなるなど皮膚の一部がただれたり、傷ができてしまうことです。一般的に床ずれと言います。
院内にいる褥瘡発生患者を委員会メンバーで回診することで適切な処置や悪化を予防するための対策を検討します。また褥瘡予防に欠かせないベッドマットや体位交換枕の管理を行っています。活動 月2回(第2、4火曜日) メンバー 医師、看護師、理学療法士、薬剤師、臨床検査技師、管理栄養士、医事課職員 -
排尿自立支援
排尿に関する知識・ケアを向上することで尿道カテーテルを早期に抜去し、尿道カテーテル留置に伴うトラブルの予防や排尿自立(排尿管理方法は問わず、自力で排尿管理が完結できること)の方向に導き、患者のQOL向上を目指しています。
活動 週1回 メンバー 泌尿器科医、看護師(下部尿路症状の排尿ケア講習会修了者)、作業療法士 -
認知症・せん妄サポートチーム
認知症患者は入院による環境の変化や治療、病状の悪化によって行動・心理症状が乱れることがあります。
また認知症患者だけでなく、手術や処置によって意識が混乱してしまい、せん妄症状(※1)を呈することがあります。私たちはこれらの症状を予防したり、最小限にするため多職種でアプローチし最善のケアを検討・提案しています。
(※1 意識レベルが急性かつ一過性に障害される状態)活動 毎週1回(火曜日) メンバー 精神科専門医、老人看護専門看護師、社会福祉士、薬剤師、理学療法士、看護師